オンラインサロン作成・運営のポイントとRelationsの活用方法

飲食店でのオンラインサロン活用方法

2020年05月20日 運営Relations活用

新型コロナウイルスの影響で、飲食店は売り上げに大きな影響を受けています。
そのため売り上げ確保のためにテイクアウトやデリバリー、通信販売等に業務転換をする飲食店が増えています。
しかし、「急な業態転換で長期的に安定した売り上げを出すにはどうすればいいだろう?」
とお悩みの飲食店も多い事と思います。
そこで、方法の一つとして非対面でもたくさんのお客さんと繋がりを持つことができるオンラインサロンの活用をオススメします。
この記事では飲食店がオンラインサロンを活用する方法をご紹介します。

飲食店のオンラインサロンで出来る事

双方向コミュニティの作成

オンラインサロンは、インターネット上で展開される会員制のコミュニティです。
インターネット環境があれば居住地に関係なく参加する事ができますので、全国各地のお客さんと繋がりを持つことが可能です。
主催者は飲食店、会員はお客さんを対象にしてオンラインサロンを開設しましょう。
飲食店側の情報発信にも利用できますし、お客さんとのコミュニケーションの場として活用することもできます。

通信販売

遠方に住んでいて来店が難しいお客さんに対しても販売活路を開けることから通信販売の需要が増えています。
オンラインサロンでカート機能を利用すれば商品の通信販売をすることが可能です。
オンラインサロンでカート機能を利用するメリットは、会員情報を紐付けられることです。
そのため購入者は送付先情報の入力を省くことができるため負担がかかりません。
また、外部サービスを利用して一から通販サイトを作るよりも運用が楽になります。

定期決済

オンラインサロンで定期決済システムを利用すれば、毎月の支払を自動で行うことができるのでとても便利です。
会費や定額制飲食サービスの決済等、幅広い用途で利用することができます。

定期券やファンクラブ、会員制度など

オンラインサロンで安定した売り上げを確保する方法は、有料会員を集めることです。
ファンクラブという形でもいいですし、定額制飲食サービスを利用してもらう目的で定期券を販売することも売り上げを確保する方法の一つです。

飲食店向けオンラインサロンの運用例

「オンラインサロンを始めたいが、何から始めればいいか分からない」とお悩みの飲食店様向けに、
開設が簡単で多様な機能を利用できるオンラインサロン構築サービス「Relations」を利用した場合に可能な運用例をご提案させていただきます。

Relationsでは全てのページで一般公開(オープン)するページと会員のみの公開(クローズ)するページの切り分けをすることができます。
閲覧制限をかけることでよりリッチなオンラインサロンの構築が可能です。

会員登録ページ

まずは会員をたくさん集めましょう。
お店のSNSのフォロワーやメルマガ会員等、普段からお店に親しんでくれているファンに向けてアプローチすると誘導もスムーズです。
会員の種類は無料と有料のどちらも用意すると良いでしょう。
会員登録はLINEのアカウントと連動することができますので、簡単に登録することができます。

ブログページ

お店のブログだけではなくノウハウ等のコンテンツを発信する目的で利用してもいいでしょう。
動画の投稿もできますので、レシピ動画等の配信にも利用できます。

有料会員(ファンクラブ)専用ページ

オンラインサロンの有料会員だけが閲覧できるページです。
お店と会員の双方が投稿できるクローズドなコミュニティーを作成したり、
会員限定の有益な情報を発信する目的で利用するといいでしょう。

ショッピングページ

以下のような商品を取り扱うことが可能です。
・食品やグッズ等の通信販売商品
・定額制飲食サービスの定期券(バーチャル商品)
・お店への寄付や先払い支援(バーチャル商品)
・有料会員の会費(バーチャル商品)
物だけでなく、サービスのようなバーチャルな支払いも商品登録をすることで決済に利用することができます。
定額制サービスについては毎月の支払を自動更新することが可能です。

クーポン一覧ページ

注文時に画面を見せるだけで使えるクーポン一覧ページです。
会員の種類によって、ページの閲覧権限を変えることができますので、有料会員のみに特別クーポンを提供することも可能です。

イベント告知ページ

飲食店でイベントの開催をしたい場合に告知と申し込みができるページです。
新型コロナウイルスが終息したら、お店に会員を招待して料理をふるまいながら交流を持つイベントを開催するのはいかがでしょうか?
通常価格よりもお得に料理が食べられるイベントにすれば会員にとっても嬉しいですね!
有料会員限定のイベントを告知したい場合はページを限定公開することが可能です。

いかがでしたか?
Relationsを活用すれば、オンラインサロンとしてだけでなく、ECサイトや会員制サイトなど様々な用途で利用することも可能です。
「他にもこんな事をやってみたい!」「設定をお願いしたい」など気になることがございましたら弊社にお気軽にご相談ください。

Relationsの機能案内

続いてRelationsの主な機能をご案内をさせていただきます。

ショッピングカート

会員(顧客)へ商品を販売するための機能です。
通常の商品はもちろん、ダウンロード商品や有料動画などのバーチャル商品の販売が可能です。
WordPressでショッピングカートを構築するための世界的に信頼されているWooCommerceというプラグインを利用したショッピングカートの機能を標準搭載しておりますので、安心してショッピングサイトの運用が可能です。
ショッピングカート機能の詳細ページはこちら

決済システム機能

銀行振り込みやクレジットカード決済が可能な決済システム機能をご利用頂けます。
クレジットカード決済による定期決済の機能も利用可能ですので、会費等の定期的な売上のためのシステムとしてご利用頂けます。
イベント情報と連動した決済によるイベント決済システムとしての利用も可能です。
決済機能の詳細ページはこちら

会員管理機能

会員登録を行うための機能です。
会員登録はユーザー自ら登録できる登録フォームと管理者による登録が利用できます。
登録フォームでの項目設定は会員レベルの設定などオンラインサロン運用には欠かせない設定が可能です。
会員管理機能の詳細ページはこちら

おわりに

今後、しばらくの間は世の中の生活様式が変わることは間違いありません。
飲食店だけではなく、様々な業種が臨機応変に営業せざるを得ない状況です。
そこで新たなビジネスチャンスを掴んでいる業種もたくさんあります。
日本の外食文化を守るためにも今を乗りきれられるよう皆で頑張りましょう!

人気の記事